プロが薦めるクレジットカード節約術

Q．カードで節約生活のポイントは？

加藤：
クレジットカードを選ぶ時、自分のライフスタイルを少しおさらいする事で、現金払いよりかなり節約することができます。

最も、わかりやすいのが「年会費が無料」のクレジットカードで、無料でありながらも様々な特典を受けられます。

また年会費のあるクレジットカードでも利用法によっては年会費がかからないか、半額近くに割り引かれるカードもあります。年会費無料のカードに比べて特典も幅広く、生活の様々なシーンで活躍するカードです。

今回は、年会費無料のクレジットカードを中心に、節約に強いカードをシーン別にピックアップしました。

加藤：
洋服や雑貨から食料品まで、生活必需品が何でもそろうネット通販。商品の販売価格が割安なだけでなく、今では代金の支払いをクレジットカード決済にする事で様々な特典が受けられるネット通販サイトが増えています。
ネット通販はクレジットカードとの相性が最も良い利用シーンのひとつと言えるでしょう。

そんな通販生活にうってつけのカードが、日本最大のネット通販である楽天市場を運営する、楽天が発行している

[楽天カード]

です。

楽天カードの特徴は、ポイント還元率が高いこと。
楽天以外のショッピング利用100円につき1ポイントが貯まるうえ、楽天市場でのショッピングではポイントが2倍になります。
楽天グループ各社のさまざまなポイントサービス特典を併用できるので、ポイントが貯まりやすいしくみになっているのも見逃せません。

貯まったポイントは1ポイントにつき1円として、楽天市場のほかオンライン書店、ネットバンク、旅行など楽天グループでのお買い物に使えます。
この1枚さえ持っていれば、どんな生活シーンにも対応できる、まさに「ネット通販のお供」といえるカードです。

加藤：
電子マネーは、主に交通期間や大手スーパーなどが提供する前払いの『プリペイド型』とクレジットカード会社が提供する後払いの『ポストペイ型』に分けられます。

なにかと忙しい中、コンビニや自動販売機でいちいち小銭を取り出すのは面倒ですよね。電子マネーであれば時間を節約できるだけでなく、現金とは違う色々なメリットを受けることができます。

電子マネーの中でも、三井住友カードのiDは利用できる店舗数が最も多く、自動販売機でも利用できますので、とても便利です。

プリペイド型では、利用する前に入金する一手間がありますが、ポストペイ型ではそのようことはありません。明細もクレジットカード利用分とあわせて確認することができるので計画的ですし、何より紛失した際は保障の対象になりますのは大きなメリットです。

また、クレジットカードでプリペイド型電子マネーに入金することもできますが、ポイント付与対象外のカードもあるようです。その点、三井住友カードならポイント付与の対象になりますし、貯めたポイントは1ポイント5円換算でiD利用代金にキャッシュバックされます。
入会時に「ｉＤ」への同時入会で、「ｉＤ」の利用金額500円分がキャッシュバックされる点も見過ごせないポイントです。

三井住友カードは、「オンライン利用明細」や支払方法の設定で年会費を全額または半額にすることもできますので、有料年会費カードのサービスや補償を受けながら実質無料で利用できる点も、節約にも大きく役立つカードです。

これで、時間だけでなく、日常の出費も節約することができますね。

三井住友VISAクラシックカード

ポイント加算
年会費	初年度無料
対応電子マネー	iD、PiTaPa、WAON

加藤：
車が生活の一部になっているという方も多いと思いますが、
近年は原油価格の高騰でガソリン代が思いのほか大きな出費になることもあります。
ガソリン代を気にせずに安心してカーライフを楽しみたい方には、
ガソリン代が安くなるクレジットカードがオススメです。

たとえば、

通勤、仕事等で車を頻繁に利用する人には…
[ＮＴＴグループカード]
がオススメ。
出光のサービスステーションで月額1,000円以上利用すると、利用額に応じてリッターあたりのガソリン代が、何と最大40円も安くなるのです。
毎日車に乗る方には必携のカードです。

高速道路をよく使用する方には…
[プレミアムドライバーズカード]
がオススメ。
ETCや高速道路のPA・SAでの利用はポイントが2倍で、付帯サービスもたくさんあります！

このようにクレジットカードは、節約効果を発揮できるさまざまな生活シーンを持っています。

お買い物や公共料金、ドライブにかかる費用は、「毎月当然出ていくもの・・・」と思いこみがちです。
しかし、「ココ！」という生活シーンに合わせてクレジットカードを活用すると、
このような出費を少しずつ抑えることができます。
一つ一つは小さな金額でも、毎月上手に節約することで、年間にすると予想以上に大きな節約効果が得られますよ。

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